郵便局活性化事業、広島県三次市で

2021.11.24

 郵便局と地方自治体等の連携が深まる中、リアルな強みを生かしつつICTを活用した地域課題の解決に向けて、総務省は「郵便局活性化推進事業」を展開している。

スマートスピーカーに見守りアプリ

 2021(令和3)年度の取り組みとして、日本郵便は広島県三次市と連携し、11月8日から「スマートスピーカー」を活用した地域の見守りと防災対策の実証事業をスタートした(来年2月7日まで)。
 対象の高齢者宅に設置したスマートスピーカーで、日本郵便が提供する見守りアプリケーションを使用。会話を通じ、体調や生活状況を確認。家族・関係機関なども確認できる。
 また、スマートスピーカーの使い方サポートや月1回の見守りなど、住民に寄り添った支援方法も検証する。