九州地方簡連が研修大会
「九州はひとつ!自分を守る!地域を守る!未来へつなぐ 私たちにできること」をテーマに、第30回九州地方簡易郵便局連合会研修大会(小牧利明九簡連会長/薩摩黒木)が11月15日、長崎県島原市内で開催された。
小さな灯り守り、防災の架け橋に
長崎県簡易郵便局連合会(中村克三会長(全簡連理事)/諫早平山)青年部(永山晃平部長/佐世保卸団地)・女性部(吉田由美子部長/福島土谷)が主管を務めた今回の長崎大会は九州各県から約210名が集い、結束を強めた。
開会に先立ち、永山青年部長は、「簡易局が地域インフラの最後の砦となっている面もある。今一度自分自身を見つめてみませんか」と呼びかけた。桑畑慎一九簡連青年部長(朝日ヶ丘)があいさつに立ち、「災害時の対応や地域住民への支援は重要な責務。学んだことを地域に持ち帰り、防災の輪を広げていただきたい」と語りかけた。
また、井手健一郎九簡連副会長(全簡連理事/飯塚明星寺)が、小牧会長代理として登壇し、「流動的に簡易局は変わっていくが、その波に飲まれないよう一緒に頑張っていきたい」と熱意を込めた。
来賓を代表し、平山泰豊九州支社長は「九州の地域連携をさらに深めるために貴重な場。九州は自然災害が多く、地域の特性に即した対応力を高めることが重要」と力強く語った。全国簡易郵便局連合会の山口博文会長は「九州地方簡連は毎回多くの方がご参加される。長い歴史の中で生まれた九州の結束力、絆の素晴らしさだと思う。皆さま方の活動に敬意を表したい」と称えた。
日本防災士会長崎県支部の旭芳郎顧問による講演「災害!どうする?あなたなら⁉」、8月豪雨で被災した熊本県の福田成孝氏(今泉)が体験談「豪雨災害を体験して」、本社チャネル企画部簡易郵便局企画室の鈴木弘幸室長の講話「自然災害に対し、簡易局の危機管理を考える」と続いた。
鈴木室長は緊急避難時の対応や局舎の被害への会社支援について「皆様とコミュニケーションを取りながら課題解決に頑張りたい」と意欲を示し、参加者も熱心に耳を傾けていた。
諸星慎大分県青年部長(大分簡連/大久保)が防犯宣言・決議を行い、吉田女性部長は、来賓に謝辞を述べた後、「顔の見えるつながりが災害に負けない地域をつくる。小さな局の灯りを守り続けることが私たちの使命」と、地域の安全を祈りつつ締めくくった。