地域イベントは郵便局で　名取市

　地域の「お困りごと」の発掘と解決支援に向けた「郵便局との懇談会」が２月８日、宮城県の名取駅コミュニティプラザで開催された。総務省主催の郵便局長と行政相談委員の意見交換として東北初。

地域の買い物弱者問題の解決を

　山田司郎市長も来賓に招かれる中、郵便局から大沼芳則統括局長（宮城県南部／柴田）や松澤浩二局長（館腰）ら４人の局長と東北支社（小野木喜惠子支社長）から２人が出席した。
　高齢化が進む中、地域の足となる公共交通の在り方、スーパーや店舗が撤退した地域の買い物弱者問題、街灯や交差点ミラーの整備など防犯対策の充実に向けた意見が上がった。
　郵便局長から地域社会の福祉増進や地域貢献への取り組みが紹介され、「地域のイベントにも、ぜひ郵便局を活用いただきたい」と提案があった。