宮城南部「七ヶ宿そば」を全国へ
2025.08.05
宮城県七ヶ宿町の名産「七ヶ宿そば」を全国に届けようと、宮城県南部地区連絡会(大沼芳則統括局長/柴田)は6月16日、㈱ゆのはら農産(山田益広社長)の芭蕉庵(山田岳彦店長)で、ゆうパック出発式を開催した。
1500箱目指し第1便が出発!
江戸時代からの名産品といわれる七ヶ宿そばは、そばの実を収穫から半年以上、雪室で熟成させて引き出した甘みが特徴。そばの花から採れたハチミツとそば粉で作られたパンケーキなど、5種類のセットが販売される。
大沼統括局長は「郵便局ネットワークを通じて七ヶ宿町の名産を全国へ」と意欲を示し、小関幸一町長は謝意を表した。山田社長は「これが七ヶ宿だと思って食べてもらえればうれしい」と喜びを見せた。
古くから同町に伝わる五穀豊穣祈願の「大黒舞」の演舞などの後、約70箱が積み込まれた第1便が、拍手に包まれて全国に向けて出発した。来年3月末までに1500箱の出荷を目指している。