福井県議会で郵便局活用を検討

2024.05.05

 大規模災害発災時における物資の備蓄や輸送の拠点として、郵便局の活用を進める動きが出始めている。

災害時に備蓄や輸送の拠点に

 福井県議会の一般質問が2月22日に行われ、災害時に支援物資の備蓄や避難所への輸送などを行う準備態勢の強化を求める質問が出た。
 これに対し、県防災安全部の坂本裕一郎部長は「県内全ての市や町で災害時に郵便局の施設や用地、車両の提供などを受ける協力協定を締結済みだ。今後とも、物資の備蓄を含めた災害時の郵便局の活用を推進するよう促していく」と期待を寄せている。