日本郵便×JR テレワークブース広げる

2021.11.26

 日本郵便がJR各社との連携を強化し、共同施策によるサービスに力を入れている。11月1日からは、JR東日本が推進している個室テレワークブース「STATIONBOOTH」を「新宿局」(東京都)、「KITTE名古屋」(愛知県)、「大宮JPビルディング」(埼玉県)に各1台ずつ設置した。専用Wi―Fiや電源などを備えた1~2人用の個室ブースで、料金は15分275円(税込み)。長引くコロナ禍で需要が高まる中、日本郵便とのコラボが注目を集めている。 

北海道、イベントで集客も

 北の大地でも、JRとの連携が進展。北海道支社(及川裕之支社長)は釧網線全通90周年を記念し、各種イベントを展開している。沿線22局では同線の写真やグッズ、郵便局の歴史を展示(11月30日まで)。同線20駅では「思い出写真館」を催している(同28日まで)。9月21日には、訓子府局の鷲尾勝彦局長(写真㊧)が同線のオリジナルフレーム切手を水谷洋一網走市長(同㊨)に手渡した。

 JR北海道釧路支社と釧路地区連絡会(佐藤太一統括局長/釧路東)は、花咲線全通100周年、郵政創業150年などを記念して「釧路管内駅&郵便局めぐりキャンペーン」を実施中(来年3月末まで)。7種の「北の大地の入場券」と「小型通信日付印」を集めた方に、抽選でオリジナル缶バッジを贈呈する。