「郵便局アプリ」800万ダウンロード突破

2026.02.03

リアルな郵便局ネットワークとデジタルをつなぐ日本郵便が公式に提供する「郵便局アプリ」がサービス開始から約2年間で820万ダウンロードされたことがわかった。利用者層の中心は4050代で、40代以上が約6割、2030代が約4割。今のところゆうパックのサービスを主に提供しているが、2026(令和8)年度には物販や金融のサービスとの連動等、サービスメニューを段階的に広げていく方針だ。

サービス拡大、さらなる付加価値

23年10月からスタートした「郵便局アプリ」は25年11月末時点のダウンロード数が820万超。24年11月からは郵政グループの「ゆう」と「you(あなた=お客さま)」の意味も込めた「ゆうゆうポイント」も始まった。郵便局とユーザー、ユーザー同士の結びつきを強め、温もり感のある幸せを感じてもらえる付加価値を目指す。家族ともシェアできる郵便局ならではの①貯める②使う③シェアする――の3本を柱とする。

郵便局に行ってスマートフォンで局内に設置されたQRコードを「郵便局アプリ」で読み取れば、来局いただくだけで1日1ポイント貯まる(複数局を1日に周っても1ポイントが上限)。また、物品等の購入やサービス利用の金額に応じ、「ゆうゆうポイント」が貯まる。(利用には「ゆうID」の登録が必要)

「郵便局アプリ」には、25年2月に「e転居機能」も追加され、若年利用者も増えている。また、25年8月には「郵便局アプリ」と「ゆうパックスマホ割アプリ」を統合。「郵便局アプリ」に送るサービスを集めるとともに、他のサービスへの展開も検討されている。

 日本郵便DX戦略部の石井大樹部長は「ポイントを使った交換商品の幅を広げ、また郵便局窓口でのお支払い時の活用等も対応を予定している。郵便局には物販や金融などさまざまなサービスがあるが、それらにつながる機能を26年度は拡大し、例えば郵便局アプリからネットショップサイトへの動線を作り、お客さまにとっての利便性を高めていきたい」と話す。

また、「ゆうIDはグループサービスを利用する際のいわば会員証で、リアルな窓口と郵便局アプリを結びつける。26年度の目標は郵便局の多くのサービスをゆうIDで使えるようにすること。ゆうパックはもとより、『郵便局にはこんなサービスや商品があったんだ』と気づいていただけるアプリを目指したい」と意欲を示す。