稚内市内局×気象台×警察 避難や防災の覚書に調印
2025.09.22
北海道支社(坂東秀紀支社長)の稚内市内局は7月10日、稚内地方気象台、稚内警察署と、気象・災害情報を共有し、迅速な避難や防災につなげる覚書に調印した。日本郵便と気象庁は昨年協定を結んだが、警察も含めた連携は全国的にも珍しい。
迅速な情報共有で〝防災力〟アップ
稚内局(磯谷隆幸局長)の藤井政史総務部長は「稚内市は気候の変動が激しいので、天気予報よりも早く情報をいただけるのは大変助かる。カムチャツカ半島の巨大地震の際も津波情報を瞬時にいただけた。災害時にも警察に相談しやすい」と意欲を示している。