アフラック 奨学生を募集中

2022.02.01

 〝生きるための保険〟として日本にがん保険を根付かせてきたアフラックが、社会貢献の一環として返金不要の「小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」の「奨学生」を募集中だ。

子どもたちに「生きる力」を

 一家の働き手となる親をがんで亡くした子どもたちを支援するために、「がん遺児奨学基金」として1995(平成7)年にスタートした奨学金制度は、2014(平成26)年から成長期のがん治療という特有の苦労を伴う小児がん経験者も対象に含めた。
 現在は 小児がん経験者30人とがん遺児140人の計170人の新規奨学生を毎年選考委員会で厳選し、高校卒業まで月額2万円(最大で3年間、計72万円)給付。未来を担う子どもたちの生きる力になろうと、累計約3000人の子どもたちを支援し、今回は27年目の募集となる。
 制度運営は公益財団法人「がんの子どもを守る会」が担い、アフラックが全面的に支援している。募集期間は2月末日(消印有効)までで、アフラックの保険契約の有無にかかわらず応募可能。
 アフラック社会公共活動推進室は「教育の遅れや経済的な負担、家族の問題などさまざまな課題を抱える小児がんの子どもたちはその後の人生も非常に長い。がん保険を提供する会社として役に立っていきたい」と話している。