フレーム切手「はばたけ鳥取2024」販売中
中国支社(砂孝治支社長)は8月30日から、オリジナルフレーム切手「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」の販売を開始した。先立つ27日には、鳥取県庁本庁舎において贈呈式が行われ、砂中国支社長から平井伸治鳥取県知事にフレーム切手が贈呈された。
平井知事に贈呈
砂支社長㊨から平井知事に贈呈
ねんりんピックは、全国健康福祉祭の愛称で、スポーツや文化種目の交流大会をはじめ、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、主に60歳以上の高齢者を中心とする国民の健康保持・増進、社会参加、生きがいの高揚等を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、1988(昭和63)年から毎年開催されているもの。
2024(令和6)年の「第36回全国健康福祉祭とっとり大会」では、高齢期の方をはじめ、誰もが活き活きとスポーツや文化活動に親しめ、鳥取県の豊かな自然・おいしい空気の中で、各地域から全国へ世代を超えて交流の輪が広がる大会となるよう、四つの目標(①いくつになっても生き生きと活動し、心身共に健康長寿・生涯現役につなげる大会、②共にふれあい、分かち合うことで、人と人とのきずなを強く感じられる大会、③世代や立場を超えた地域内外の繋がりによって、持続可能な地域共生社会を作り出す大会、④ゆったり、たっぷり、とっとりの魅力を満喫していただける大会)を掲げ、鳥取県内で初めて開催する。
主催は厚生労働省・鳥取県・一般財団法人長寿社会開発センター、共催はスポーツ庁。
テーマは「咲かせよう砂丘に長寿と笑みの花」で、会期は2024(令和6)年10月19日(土)~22日(火)の間、延べ約40万人(観客含む)の参加予定を見込んでいる。
共通のシンボルマークは、老いも若きも仲よく、ともに生きていく社会を二人の人物で表し、2つの円はその組み合わせにより、互いに助け合い、健康と福祉の輪が未来に向かって広がっていくことを意味している。
また、マスコットキャラクターには鳥取市青谷上寺地遺跡から出土した人骨をもとに復顔した青谷弥生人「青谷上寺朗」をモチーフにしたキャラクター「あおやかみじろう」を大会PRキャラクターに採用。
同大会ではさまざまなイベントが各会場で行われ、「健康関連イベント」ではスポーツ交流大会(10種目)やふれあいスポーツ交流大会(13種目)、健康づくり教室、健康フェア、「福祉・生きがい関連イベント」では、文化交流大会(6種目)、地域文化伝承館、音楽文化祭、「健康、福祉・生きがい共通イベント」では、シンポジウム、健康福祉機器展、ふれあい広場などを開催予定。
中国支社では、2015年に開催された「ねんりんピックおいでませ!山口2015」を過去に発行しており、このたび、鳥取県で初めて「ねんりんピック」が開催されることを記念して作成された切手のフレームには、鳥取県の自然遺産で標高1729㍍を誇る大山(だいせん)や、 鳥取砂丘、断崖絶壁に建つ「日本一危険な国宝」ともいわれ、日本遺産第1号認定地の一つでもある、国宝「三仏寺奥院(投入堂)(さんぶつじおくのいん(なげいれどう))の写真と、公式マスコットキャラクターの「あおやかみじろう」が「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」ののぼりを持ったデザインを使用し、切手には交流大会で行われる各種目を行っている「あおやかみじろう」のイラストで構成されている。
本フレーム切手は、1シート84円切手10枚の構成で販売価格は1,350円(税込)。鳥取県内の全郵便局(計147局)で販売部数は500シート。