進化する武石「仮装大賞」
2023.12.13
長野県上田市南部の旧武石村――。空気の澄んだ山間地域で9月17日に開催された「第7回武石仮装大賞」に、今年も「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」出場常連者たちが集結した。
〝地域〟イベントが〝全国〟に
東北や東京、九州等々から参加したつわもの含め、13組が斬新まばゆい仮装を披露し、競い合う中で岐阜県恵那市の「夫婦でダジャレ」組が優勝。年々面白味を増すことで知名度が高まる武石の仮装大賞は、全国規模のイベントへと発展している。
7年前、「この地に住むことを楽しんでもらいたい」との切実な思いから旧知のテレビ番組制作者に「仮装大賞」の企画を持ち掛け、第1回から総監督として演出を手掛けるのは信越地方会(丸山徹雄会長/松本城西)東信地区会(傳田彰会長/北御牧)の滝澤和広局長(写真下の左端/武石)だ。
立役者の局長に深き思いも
滝澤局長は「仮装大賞は手作業で物を作って、家族の絆や友情を育む。失われつつある日本の文化を体感できるエンターテインメントであり、武石を発展させることは私の使命だと思う。さらに地域との絆を強めていきたい」と話している。