インタビュー 和歌山県簡易郵便局連合会 辻浦啓介会長(御坊岩内)
2025.03.02
和歌山県簡易郵便局連合会の辻浦啓介会長(御坊岩内)に、県簡連の状況や簡易局維持への思いなどについて伺った。
「一期一会」でお客さま第一を貫く
――和歌山県簡連の現状について教えていただけますか。
辻浦会長 和歌山県の簡易局数は46局。全国的にもいえると思うが、一時閉鎖局が増加していることが課題といえる。
県下で開催している小ブロック会議に参加し、各局長と直接対話をしてコミュニケーションを図っており、何について困っているのかを確認している。現場の状況を把握した上で、要望を出していきたい。
――簡易局を受託されたきっかけや地域活動の取り組みを伺えればと思います。
辻浦会長 もともとは他府県で設計管理の仕事をしていたが、受託者だった両親から後継の相談を受けて、2000(平成12)年4月から補助者を経験し、03年4月に局長となった。
これまで、幼稚園のPTA副会長をはじめ、小・中学校でもPTA副会長を経験してきた。今は地元の岩内区の会計、和歌山高専地区役員を務めており、地域に貢献できればと願っている。
――今後の決意をお聞かせください。
辻浦会長 「一期一会」との言葉が好きだ。日々、お客さまと接して会話をする中で、いろいろな気付きをいただける。どこまでも、お客さまを第一に、地域にとって、なくてはならない簡易局であり続けたい。