インタビュー 伊藤信助 全国簡易郵便局連合会理事(山形県簡連会長)

2024.10.01

 全国簡易郵便局連合会の伊藤信助理事(山形県簡易郵便局連合会会長/鳥越)に、簡易局の環境改善への思いや地域貢献活動の状況などについて伺った。

受託者の思い届ける橋渡し役に

 ――6月に理事に就任されたご抱負を。
 伊藤理事 全簡連や会社へ受託者の思いを届ける橋渡し役として頑張りたい。全簡易局が、より良い条件・環境で営業できるようになれば、後継者不足等の諸問題も改善に向かうと思う。
 2012(平成24)年に山形県連の青年部長となり、全簡連総会に参加させていただいた。全国の受託者の方々にもそうだが、とりわけ青年部の熱量に感銘を受けた。
 以後、県で青年部だよりを発行し、研修会等でも情報の発信、共有に努めてきた。県連会長になってもその気持ちは変わらず、発信と共有に取り組んでいる。

 ――受託されたきっかけや地域活動は。
 伊藤理事 07年4月に開局して17年目になる。以前から切手販売所でもある小売店を4代にわたって営んでいたが、近隣の簡易局受託者から勧められたのがきっかけ。地元の皆さまに支えられて、ここまできた。少しでも鳥越の役に立ちたい。
 消防団員は31年目。農業はやっていないが若者の離農、耕作者の高齢化による農業人口の減少もあり、地区の保全会に入って農道整備や草刈り、植栽事業の活動等を行っている。新庄市無形民俗文化財の神楽、鳥越神楽悪魔拂い保存会の活動にも参加している。今後も誠心誠意、感謝と真心を込めてお客さまに接していきたい。