岡山で詐欺被害防止に感謝状

　岡山県備中西部地区連絡会（竹﨑広文統括局長／正田）井原西部会の出部局（鳥越秀昭局長＝写真㊧）は３月２日、女性をターゲットにした「国際ロマンス詐欺」を未然防止した功労が認められ、県警井原警察署から感謝状を贈呈された。

「国際ロマンス詐欺」防ぐ

　鳥越局長は「警察署等から詐欺注意などの情報を得ていたため、アンテナを張ることは出来ていた。今後も局を挙げてお客さまの詐欺被害防止に向け、一層社員と共に取り組んでいきます」と決意満々だ。
　事の発端は、２月16日に30代の女性が他行送金のため来局。送金先金融機関名と口座種別が不確かだったがとにかく送金したいと申し出があり、不審に感じた和田麻里子主任（同㊨）が管理者に相談。鳥越局長が対応したところ、送金目的について触れられるのを拒む様子があり、不信感が拭えなかったため、送金先等の確認を依頼し、いったん帰宅した。
　ほどなく再来局し、「送金先を間違って伝えられていた。別の送金先を案内された」という話をされたので、その内容から特殊詐欺の疑いが強いと判断し警察に対応を依頼。お客さまは警察からの説明を聞き納得され、特殊詐欺を未然防止に至った。