心を結ぶ虹の懸け橋 年賀出発式

2023.01.11

 リアル×デジタルの新たな飛躍の年となる2023(令和5)年の元旦、全国各地で年賀郵便配達出発式が行われた。元日の年賀郵便配達物数は8億8200万通(国民1人当たり約7通。対前年比85.7%)となった。

2万4000の郵便局ネットワークは一番の財産

 東京・日本橋局(大竹徹局長)での出発式で、日本郵政の増田寬也社長は「約2万4000の郵便局ネットワークは一番大事な財産で、最大の強み。デジタル先端技術との融合でお客さまの体験価値をさらに高めていきたい」と強調した。
 松本剛明総務大臣は「郵便局は公共的な存在として、自治体と連携した公共サービスやマイナンバーカードの利用拡大など、住民を支える役割の発揮を」と期待を寄せ、柘植芳文総務副大臣は「約40年間、郵便局の現場で働く中、1枚のはがきは心を結ぶ虹の懸け橋と教えられてきた。郵便は、日本の文化を開く道だ」と力を込めた。
 日本郵便の衣川和秀社長、東京支社の木下範子支社長らが出席した。