マイナ年内に8100万を！　寺田総務大臣

　寺田稔総務大臣は10月４日の記者会見で、「10月2日時点でマイナンバーカード（以下、マイナカード）累計の申請件数が約7011万件、総人口に対する割合55.7％となった。マイナポイント第2弾が6月30日に本格スタートして以来の申請件数は1000万件を超え、ポイント付与が非常にカード普及に寄与している。ポイント対象となるマイナカード申請期限の12月末までに上積みを図りたい。運転免許証の保有者数は約8100万人強のため、年内目標にこの数字を達成したい。マイナカードはデジタル化の鍵。しっかりと普及促進に努める」と意欲を示した。

自治体独自のマイナポイント付与事業もスタート

　記者団から「残り３カ月弱で8100万枚目標の手ごたえは」との質問に対し、「手応えは感じている。ポイント付与に加えて10月1日から診療報酬の新たな仕組み、初診の負担料引き下げも行われている。引き続き、自治体の出張申請受付や携帯事業者窓口でのサポート事業が重層的に進む。今月下旬から自治体が独自にマイナポイント付与事業もスタート。8100万人強を目指す」と語った。