ウクライナの郵便局員が 戦火くぐり必死の年金配達

2022.08.27

 ウクライナ北東部ハルキウの郵便局員たちが、ロシア軍に占領されていた村落にとどまっている高齢者たちに、生活費となる年金を手渡すため必死の職務を続けている。防弾チョッキを着込んで戦火をくぐり、決死の覚悟で業務を遂行しているという。

かけがえのない命を守る

 郵便局の女性社員は、ロシア軍が侵攻してきたとき、高齢者たちは退避もかなわない最も弱い立場の境遇にあったと指摘。「誰も彼らを助けられないため、我々が実行した」と決意を示している。
 郵便局の建物は銃弾や砲弾を浴びた痕跡が刻まれ、ここで年金受給者が生き抜くために必要な1人当たり100米㌦相当を支払う精算作業などが実施されている。
 ウクライナ軍の兵士の1人は、人員や保有する兵器で、ロシア軍はウクライナ軍より強力であろうことは承知しているとしながらも、「戦いに臨む我々の気持ちはより強固」と主張。「最後の弾丸が尽きるまで戦い続け、彼ら(ロシア)に我々の土地を与えはしない」と言い切った。
 ロシアによる終わりの見えない蛮行が続く中、郵便局員はかけがえのない命を守るため、奮闘を続けている。
(参考:https://www.cnn.co.jp/world/35190476.html)