宛名なしでも住所だけで配達

2022.06.12

 日本郵便は6月21日から、受取人の氏名がなくても、住所または居所が記載されていれば、郵便物をその場所に配達する「特別あて所配達郵便」の取り扱いを実施する。

「特別あて所配達郵便」本格始動

 対象は定形郵便物、通常葉書、往復はがきで、年間1000通以上差し出すなどの条件がある。料金後納。外装には「特別あて所配達」の文字が記載される。25g以内の定形郵便物の場合、84円に150円を上乗せし、234円となる。
 昨年6月から試験運用し、NHKやインフラ系の企業などがサービスを利用してきた。ニーズの高まりに応えて本格展開する。