特区が地方創生のシンボルに 野田地方創生大臣
2022.05.24
野田聖子地方創生大臣は4月12日の記者会見で、記者団の「今回、大阪市と茨城県つくば市がスーパーシティ型国家戦略特区に選ばれたことに関する受け止めと、今後の期待は」との質問に対し、「それぞれの特区については区域方針が策定した上で、内閣府や地方公共団体等が構成員となった区域会議を立ち上げる。さらに具体的な事業を定める区域計画を作成していくことになる」と説明した。
デジタル田園都市国家構想、目に見える形で
「これらの特区においては規制改革を推進し、データの連携や先端的なサービスの実施を通じて地域課題の解決を実現していくことで、デジタル田園都市国家構想の実現が目に見える形で進んでいくことを期待している。つくば市、大阪市は、1回皆さん持ち帰りがあって、さらにブラッシュアップして出していただいた。まだまだ道半ばのものもあるが、そういった課題をしっかりと解決して、先進的な地域を見せていただきたい。地方創生の明るいシンボルとして、見える形で、そこに住む人たちが『良かったね』『便利だね』と言えるようになるまで、スピーディーに進めていけるように頑張ってまいる」と意欲を示した。