二之湯防災大臣会見

2021.11.20

 二之湯智防災大臣は10月15日の記者会見で、「14日に第1回日・ASEAN(東南アジア諸国連合)防災閣僚級会合をオンラインで行った。私とシンガポールの閣僚が共同議長を務め、非常に有意義だった」と言及した。

防災に精通した人材育成を

 「各国の防災担当大臣と共に出席して、共同声明案に合意するとともに、今後一層協力を深化していくことを確認した。防災の先進国として、国際社会にわが国の知見を共有していくことは非常に重要。日本の技術やノウハウを活用しながらASEANとの防災協力を深化させ、災害に強い地域づくりに貢献していきたい」と意気込みを語った。
 先立つ10月12日には、記者団の「現状の防災行政についての認識は」との質問に対し、「今は大変に災害が激甚化、頻発化しており、充実強化を図っていかなければならない。他省庁との連携を一層深めて、民間や地方自治体とも連携を強化し、防災に精通した人材の育成にも努めている。災害現場では、女性の視点も非常に重要になってくるため、女性の人材育成にも強化を努めてまいりたい。防災に関係する他省庁、地方自治体、民間との協力を優先して、万全の防災、危機管理体制に努めていきたい」と決意を表した。