火山防災強化へ、富士山噴火CGも 坂井防災大臣

2025.10.05

 坂井学防災大臣は8月26日の記者会見で「本日は2度目の『火山防災の日』に当たる」として、「噴火時のイメージを分かりやすく伝えるため作成した富士山の大規模噴火のCGの啓もうや、9月の『ぼうさいこくたい』の中で火山防災の日啓発イベントを開催するなど、国や地方公共団体において普及啓発を行う」ことを明らかにした。さらに「火山はひとたび噴火が発生すると、計り知れない被害や深刻な社会影響をもたらすことがある。過去の災害から学びつつ、日ごろからの備えの確認をお願いしたい」と訴えた。

「噴火による災害は地震よりも想像しづらい」

 記者団の「富士山の噴火に関するCG作成の意義について」の質問に対し、坂井大臣は「噴火による災害は地震よりも想像しづらい。具体的に目に見えて分かってもらうために作成した。今後、SNSで広報するなどして、火山防災に対する取り組みを進めてまいりたい」と述べた。