日本郵便初 UPUプロジェクト
2021.09.30
日本郵便がUPUの開発協力プロジェクトに初参加し、カンボジアの郵便業務オペレーション改革に挑むことが8月20日、発表された。9月から18カ月間の予定で、郵便局長経験者らがリモート会議などを通じて改善策を提言していく。
カンボジア郵便業務の改革挑む
郵便の輸送・配達業務の改善に向け、輸送便の設定やダイヤを見直すほか、局内の処理作業の効率化も図る。集荷や集配の処理方法も改め、配達効率の上昇を目指す。eコマース事業者の集荷方法や屋内レイアウトの改善等にも取り組む。
日本郵便広報室の村田秀男部長は「過去にはODAプロジェクトとして、ベトナムやミャンマーの郵便業務の改善を支援した。その経験を踏まえ、技術協力をさせていただく」と意欲を示した。