物流ハイライト

2025.04.16

☆楽天グループは2月26日、東京都中央区晴海全域、月島と勝どきの一部で展開する自動配送ロボットによる小売店や飲食店の商品配送サービス「楽天無人配送」において、新たなロボットの導入、対象店舗や地域の拡大などによりサービスを拡充した(写真は楽天のHPから転載)。
 同サービスでは、2024年11月のサービス開始以降、自動配送ロボットが「スターバックス コーヒー 晴海 トリトンスクエア店」「スーパーマーケット文化堂 月島店」「吉野家 晴海 トリトンスクエア店」の商品を、対象地域内のお届け場所に夜間や雨天時を含め毎日配送してきた。
 2025年2月には、新たに対象店舗としてケーキ店「パティスリーハット」やコンビニエンスストア「ファミリーマート 晴海センタービル店」が加わり、店舗数を拡大している。また、対象地域は晴海全域と月島1~4丁目の一部、勝どき1~6丁目の一部へと範囲を広げ、顧客が注文時に指定できるお届け場所の数も現在、90カ所を超えた。
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2025/0226_01.html

☆佐川急便は3月から、荷物の輸配送に係るCO2排出量を可視化したレポートを提供する「CO2排出量可視化サービス」を全国で開始した。環境負荷低減に取り組まれている顧客から多くの要望があったことから、2024年6月より一部の顧客を対象に小規模スタートを実施、一定の評価を受けたことから、本稼働に至った。
 同サービスは「お客様コード」を基に、預かりから配達までの輸配送に係るCO2排出量を算定するもので、荷物1個単位でレポートの提供が可能。算定結果は、CO2排出量の現状把握に加え、公開情報や公的機関への提出書類にも活用できるレポート内容となっている。
https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2025/0318_2404.html#:~:text=%E7%92%B0%E5%A2%83%E8%B2%A0%E8%8D%B7%E4%BD%8E%E6%B8%9B%E3%81%AB%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%82%80,%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%A7%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82