交通安全意識向上へ 山口局で講話
2025.03.29
山口県山口局(小松学局長)は1月24日、交通安全意識向上を図ることを目的とした交通安全講話を開催。山口南警察署交通課から、佐伯憲一警部補を講師に招き、集荷担当、計画担当、総務部の社員17名、日本郵便輸送(株)中国支社から2名が出席した。
山口南警察署交通課が協力
佐伯警部補は、交通事故の発生状況や歩行者保護のための運転、横断歩道付近での交通ルール、運転前の心得、運転する側のルール、飲酒運転、貨物自動車の特性等についての説明があった。
また自身のアルコール体質を理解し、適量を知ることができるアルコール体質試験パッチを実際に貼り、飲酒のリスクを知るためのチェックを各自行った。
佐伯警部補は「歩行者横断中の交通事故が多い。横断歩道直前で停止できるよう速度を落とすこと。夕暮れ時や夜間に重大事故が発生することが多いため、ハイビームを活用し、歩行者を早期発見することが大切。アルコールは認知判断能力を鈍らせるため、自分の体質を理解し飲み過ぎないようにする。交通安全意識をより高め、今後も無事故につなげていただきたい」と話した。
参加者は「ハンドサインで歩行者の意思確認をするなど、横断歩道付近における運転の注意点を教えていただき勉強になった」「自分のアルコール体質が分かり、より飲酒運転への意識が高まった」と気を引き締めた。