少子化対策に地域支える〝人づくり〟を 伊東地方創生大臣
2025.03.26
伊東良孝地方創生大臣は3月4日の記者会見で、記者団の「昨年の人口動態統計の速報で、出生数が約72万人と9年連続で過去最低となったことへの見解や対策は」との質問に対し、「少子化に歯止めがかかっていない。地方創生交付金などにより、結婚・出産・子育ての希望をかなえる環境づくりの支援に取り組んでいる」と説明した。
安心して子育てして働き続けられる環境を
また、「北海道恵庭市の『えにわファミリーガーデンりりあ』や、南幌町『子ども室内遊戯施設はれっぱ』等は、天候にかかわらず子どもを安心して遊ばせることができ、育児負担の軽減につながる。茨城県境町の子育て支援センター『S-WORK+KIDS』は子どもの面倒を見ながら仕事ができ、子育ての悩みの相談体制も整備している。こども家庭庁など関係省庁が推進する少子化対策と連携し、女性一人一人が輝ける場をつくり、安心して子育てして働き続けられる環境をつくること、それらを支える〝地域の人づくり〟が重要だ」と強調した。