岡山県新見局が防犯講習会
2025.02.21
岡山県新見局(河原裕幸局長)は12月18日、強盗及び局舎侵入対策強化期間の中、岡山県新見警察署協力の下、特殊詐欺未然防止等に向けた防犯講習会を開催した。講習会では、強盗の未然防止や発生時の対応方法について、椿雄一郎新見警察署生活安全刑事課巡査長より「強盗発生時の役割分担をしておくこと。金融機関は特殊詐欺を未然に防ぐことのできる最後の砦」との注意喚起を受けた。
カラーボール投てき訓練も
講習会後半には、北原豊新見警察署生活安全刑事課警部補から、カラーボールの成分や仕組み、目的と効果、狙う場所について説明を受けた。実際に逃げる犯人に向けて社員が訓練用ボールを投げる練習も行われ、参加した社員からは「走りながら犯人を狙ってボールを投げるのは難しかった」との声もあがり、真剣な表情で対応を確認していた。
当日は新見市内エリアマネジメント局からも数名見学に訪れ、①強盗事件発生時に備え、全員で役割を理解しておくこと。②犯人の早期検挙に向けて、全員が防犯カメラを扱えるようにすること。③日頃から危機意識を高めておくこと。④特殊詐欺の被害が年々大幅に増加し、手口も巧妙になっていることを踏まえ、少しでも異変を感じた場合は警察に速報すること。など、いざという時に瞬時に対応できるよう、社員全員が防犯対策意識の更なる向上と、対処方法を再認識できた講習会となった。