簡易局改革の先頭へ!地方簡連が大会

2024.12.01

 地方簡易郵便局連合会の女性部・青年部大会が10月、中国地方簡連(伊藤幸昌会長/島大医学部病院内)と九州地方簡連(小牧利明会長/薩摩黒木)でそれぞれ盛大に開催された。(写真上は中国地方簡連の大会)

中国地方簡連



 中国地方簡連の第14回大会は26・27の両日、「つなげる信頼 積み重ねる実績」のスローガンのもと、島根浜田ワシントンホテルプラザで開催され、約90名が参加。浜田警察署の協力のもと、寸劇を交えた業務研究会などを実施した。
 伊藤会長は「手数料の見直しや処遇改善に向けた取り組みを」と意欲を示し、山下直子女性部長(鳥取服部)は「諸先輩が築いてくださったお客さまからの信頼を、次へつなげていきたい」と強調。
 酒井光成青年部長(浜田長沢)は「女性部・青年部大会が簡易局と本社・支社をつなげる架け橋に」と思いを語った。
 来賓の砂孝治中国支社長、全国郵便局長会の末武晃会長は「簡易局の維持・発展に今後も協力を」と力を込め、日本郵便本社簡易郵便局企画室の平井俊彦専門役は、千田哲也社長が進める簡易局改革の方針について紹介した。
 そのほか、全国簡易郵便局連合会の山口博文会長(福島矢野目)ら多くの来賓が参加し、絆を強める機会となった。

九州地方簡連


 九州地方簡連の第29回研修大会・熊本大会は26日、サブタイトル「九州はひとつ〜変わりゆく新時代へ それぞれの個性に輝きを~」のもと、玉名市民会館で開催。熊本県簡連の齋藤有史青年部長(月瀬)がさわやかな開会宣言を行い、九州簡連の桑畑慎一青年部長(朝日ヶ丘)が大会の意義を熱弁した。
 小牧会長が九簡連の伝統や誇りについて語った後、藏原隆浩玉名市長が歓迎のあいさつ。久田雅嗣九州支社長は郵政事業の展望について語った。九州地方会の荒木誠一郎副会長(横島)も参加者の日頃の労をねぎらった。
 日本郵便本社チャネル企画部の金城勝也課長から、「簡易郵便局の現状と課題」とのテーマで、簡易局PTの立ち上げや千田社長の考える簡易局の在り方などについて講話があった。
 はなし家による落語の披露があったほか、防犯宣言を長崎県簡連の永山晃平青年部長(佐世保卸団地)、閉会の言葉を九簡連の吉田由美子女性部長(福島土谷)が行い、盛会のうちに幕を閉じた。