広島から東北へ「どんぐり苗木お見送り会」
2024.08.27
広島県の中祇園局(山本美奈子局長)、安佐南局(工聡司局長)、広島緑井局(中野良輔局長)、広島川内簡易局(河本知寿子局長)は5月、広島市安佐南区にある社会福祉法人川内福祉会認定こども園みのり祇園(中山美貴恵園長)と、みのり愛児園(福島ニール圭治園長)において行われた「どんぐり苗木お見送り会」に参加した。
日本郵政グループ協賛「JP子どもの森づくり運動」
この「どんぐり苗木お見送り会」は、NPO法人子どもの森づくり推進ネットワークが企画・運営、日本郵政グループが協賛して取り組んでいる「JP子どもの森づくり運動」で、継続的な「森づくり活動」を通じ、幼児(少)期の子どもたちに、森づくり活動を通じて本物の自然と環境の体験活動を提供し、子ども本来の「生きる力」と「環境の心」を育むことを目指す活動。
東日本大震災で被災した緑と心の復興を支援するため、東北の幼稚園・保育園・子ども園の子どもたちが東北の森で拾い送ってくれた“どんぐり”を、全国の活動参加園の子どもたちが苗木に育て、2~3年後に被災地へ送り返し被災地に植える「JP子どもの森づくり運動『東北復興グリーンウェイブ』」の活動で行っているもの。
全国の保育園、幼稚園、こども園を拠点として活動は2008年から始めており「保育所みのり祇園」では、2015年11月からこの活動に参加している。
このたびみのり祇園では5回目、みのり愛児園では9回目の開催となった「どんぐり苗木お見送り会」では、2022年に植えて育ったどんぐりの苗木13本(みのり祇園7本、みのり愛児園6本)が「どんぐりをバトンタッチするね!」と書かれた手紙とともに、東北の保育園に向けて発送された。