局敷地内に屋外AED

2024.07.26

 万一に備えた救急救命体制へ、信越支社(大曽根和之支社長)は4月22日、新潟県胎内市の要請を受け、鼓岡局(南克昭局長)敷地内に屋外型AEDを設置した。凍結防止の収納箱で24時間使用可能。

新潟・鼓岡局 24時間稼働

 5月8日の稼働説明会で、同市総務課防災対策係の渡邊一成係長は「今回設置したAEDは、鼓岡区の集会場では施錠された夜間等は使用できなかったが、郵便局に設置された収納箱に移設することで24時間使えるようになった。冬場は冷え込む集落だが、凍結防止の収納箱になっている。AED設置に伴い、救える命が増えていくよう使用講習会等も企画しながら、広く周知できるよう取り組んでいきたい」と意欲を明かした。
 鼓岡地区の桐生和文区長は「今回、鼓岡郵便局にAEDが設置されたが、この近隣地域のためのものなので、鼓岡集落だけでなく、地域一帯に周知していけるよう取り組んでいきたい。何か緊急の事態があった時には、誰でも時間に関係なく使用できるのはとてもありがたい」と感謝を述べた。
 南局長は「郵便局では胎内市と連携して安心なまちづくりをお手伝いさせていただいている。鼓岡地域の安心に少しでも寄与できることは大変うれしく思う。郵便局でもお知らせしていきたい。今後も地域の安心の拠点になれるよう市役所と連携して取り組んでいく」と抱負を語った。