南海トラフ〝備えの徹底〟を 松村防災大臣

2024.05.28

 松村祥史防災大臣は4月19日の記者会見で、記者団の「南海トラフ地震の想定見直しは」との質問に対し、「6月をめどに能登半島地震の振り返りを行い、南海トラフ地震、首都直下に反映していく必要がある」と言及した。

「いつ発生してもおかしくない」

 また、「今回の豊後水道を震源とする地震で被災に遭われた皆さま方に心からお見舞いを申し上げたい。南海トラフ地震臨時情報の発表には至らなかったものの、南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくない状況であることに変わりはない。改めて、家具類の転倒防止策、安全な避難場所や避難経路の確認、水、食料、生活必需品の備蓄といったものをぜひ備えて、地震、津波に対する日頃からの備えを徹底していただきたい」と強調した。