五反田JPビルディングが開業

2024.05.13

 東京・品川区の旧ゆうぽうと跡地に開発が進められていた「五反田JPビルディング」が4月26日にグランドオープン。25日には記念式典が実施された。

次世代イノベーションの発信基地
旧ゆうぽうと地下活用でCO2削減





 五反田JPビルディングは地上20階・地下3階、高さ約97㍍。飲食店・ホテル・ホール・オフィス・シェアオフィスで構成され、フードホール「五反田食堂」には11店舗が軒を連ねる。ホテルは星野リゾートが運営するブランド「OMO」を展開。ホール・ギャラリーは品川区が運営し、多目的に利用できる。

 式典で日本郵政不動産の山代裕彦社長(写真左)は「旧ゆうぽうとの地下駆体の活用で廃棄物を削減。新築比15%のCO2排出削減を実現した」と強調。星野リゾートの星野佳路代表(同右)は「五反田のにぎわいを国内外に発信していきたい」と展望した。
 
 日本郵政の増田寬也社長(写真左)は「次世代イノベーションの発信基地として、さらに魅力的な街になるよう、地域の皆さまとのつながりを大切に育んでいきたい」と意欲を示した。森澤恭子品川区長(同右)は「五反田の新たなランドマークの誕生はうれしい」と喜びを見せた。