郵便局の「書かない窓口」開設を歓迎　河野デジタル大臣

　河野太郎デジタル大臣は１月26日の記者会見で、郵湧新報の「北海道の熱郛局が黒松内町から受託している証明書交付事務において、『書かない窓口』を開設したことへの所見を」との質問に対し、「自分はスマホが苦手だという方は当然いると思う。そういう方には、窓口に足を運んでもらう必要がある」とデジタル機器になじみの薄い高齢者などの現状に言及した上で、「窓口が今まで以上に便利になるのは非常に大事」と答えた。

「自治体窓口だけでなく郵便局の選択肢も」

　窓口の具体的な対応については、総務省が推進する「誰一人取り残されないデジタル化」の趣旨に基づき、デジタル機器を使用した窓口業務の必要性をアピール。「書かない窓口は今年度でもいくつかの自治体が導入をする予定となっている。積極的にデジタル庁としても後押しをしていきたい」と強調。「自治体の窓口だけでなく、郵便局という選択肢も新たに増えたのはとても良いことだ」と、郵便局との連携を歓迎した。