鹿児島県錦江町と包括協定

　全国で郵便局と自治体の連携が着実に進む中、九州支社（久田雅嗣支社長）は11月１日、鹿児島県錦江町と包括連携協定を締結した。

町長「郵便局と力を合わせて難局を乗り越える」

　締結式で新田敏郎町長は「郵便局は、早期から地域に根差した窓口として存在しており、最も地域住民に近い存在。今回の包括連携協定により、町政の窓口としても一翼を担っていただけることは、高齢化が進む中、地域コミュニティーの再生に取り組む本町として、大変意義のあることだ。また、本町においては、他に漏れず人口減少が急速に進んでおり、そのような中で高齢者や子どもの見守りの部分においてもご協力いただけることは、大変ありがたいことと感じている。今後より一層、お互いに力を合わせることで、この難局を乗り越えていけるものと確信している」と大きな期待を寄せた。
　田代局の栁田学局長は「錦江町には、田代局、大根占局、神川局の３局がある。郵便局は安心・安全・便利を基として、まごごろサービスに努めている。今回の錦江町様との包括連携協定が締結したことにより、さらに郵便局への信頼が深まることと思う。今後、町民の皆さまに貢献できるよう、精いっぱい取り組んでいきたい。協定締結により、町民の皆さまにとって住みやすい地域として発展し、錦江町と郵便局が強い連携が図られ、地域に貢献し成長しくことを願う」と意欲を示した。