柘植議員 総務副大臣の任務を全う
2023.10.16
柘植芳文参議院議員は9月15日、2022(令和4)年8月12日に発足した第2次岸田改造内閣総務副大臣として約1年1カ月間の任期を全うした。
郵政事業を大きく前進
在任期間中、情報通信審議会郵政政策部会(米山高生部会長)の「デジタル社会における郵便局の地域貢献の在り方」で、マイナンバーカード交付事務を郵便局も可能にする法改正や、総務省官房長をキャップに郵政行政と自治行政を横断的に議論する「郵便局を活用した地方活性化方策検討PT」の立ち上げなど、水面下で郵政事業を大きく前進させた。
約12年前の改正郵政民営化法審議中、全国郵便局長会(末武晃会長)会長だった柘植議員は「改正法は審議期間が短く、与党も野党も納得させるために隙間があり、あいまいな記述が残されたままだ。少子高齢化が急速に進む中で、郵政事業の在り方を真剣に議論しなければ、郵政事業の明日が見えてこない」と語っている。