石川県能登地区会 坂口高雅会長(町野)インタビュー「郵便局は徐々に再開」

2026.02.05

――能登半島地震から2年が経ちました。被災局は全局再開になったのですか。

坂口会長 震災から2年、奥能登豪雨から1年3カ月が経過した。全国からさまざまなご支援をいただき、皆が頑張ることができたことを感謝申し上げたい。地域住民の方々の要望もあって郵便局も徐々に再開されているが、今も10局が再開できず、仮局舎での営業や、ATMのみ稼働している局もある。

地域の再建、道半ば

――現状の課題をどうお考えですか。

坂口局長 能登災害の特徴は半島という地形に起因する。住む場所が破壊された時に道も消失し、他の経路も塞がれて通勤が困難になった社員もおり、宿舎建設を会社にお願いしている。

地震による半壊以上の建物は公費で解体された。住民の方々も仮設住宅には2年間しか住めないため、災害復興住宅に引っ越さなければならない方も多いが、復興住宅は1棟も建ってない。能登で新しい住居を建てる場合、都市部より費用がかかり、ご高齢の方も多い。地域を今後どうするかによって郵便局として考えなければいけない部分があるが、そこが明確に見えてこない。