第90回郵政記念日
2023.05.14
創業の原点に立ち返り、郵政事業の功労者を称える「第90回郵政記念日中央式典」が4月20日、東京・帝国ホテルで開催された。「総務大臣表彰」には日本郵便社員8名が輝き、永年勤続功労表彰(全国1万1578名)の代表も表彰された。同日開催された各地の式典でも全員が改めて次代への躍進を期した。
増田社長「〝良かれと思う心〟をつなぐ」
90回の歴史を刻んだ式典を祝し、日本郵政の増田寬也社長は「日本郵政グループは40万人の社員の皆さんの力で成り立っている。先人の思いを後進に、グループ各社の垣根を越え、お客さまのために良かれと思う心をつなぎ、最高のサービスが提供できるよう、グループ一丸となって進んでいこう」と力を込めた。
柘植副大臣「ぬくもり届ける安心の拠点に」
柘植総務副大臣は「自治体等と連携した住民サービスの向上や地域課題の解決に、より一層積極的な役割を果たしていただき、地域住民の心にぬくもりを届ける安心の拠点に」と期待を寄せた。
浮島智子衆議院総務委員長の祝辞の後、山内弘隆郵政民営化委員長は「公益性や地域性を十分に発揮しつつ企業価値を高め、国民生活の向上に貢献を」と念願。櫻田謙悟経済同友会前代表幹事は「お客さまに感動、感激を与えるのはデータでもデジタルでもAIでもない。それは『人』だ。地域に寄り添う日本郵政グループの時代は、まさにこれからやってくる」と強調した。
総務大臣表彰を宮島貢北海道主幹統括局長(士別中央通)、山梨県田富局の小山勲課長、新潟県新潟局の市村晃課長、富山県西布施局の潮由加子局長、岐阜県大垣室町局の名和令子局長代理、広島県広島戸坂新町局の真野肇局長代理、高知県高知中央局の肥本昭彦局長、沖縄県那覇中央局の松川真局長が受領した。