アルゼンチン郵便がエコ事業

2023.04.06

 世界の郵便会社が、こぞって気候変動や環境汚染に配慮した事業活動を展開している。アルゼンチン郵便「コレオ・アルヘンティーノ」(写真は同社HP)は、国連の「持続可能な開発目標」に沿って、温室効果ガス排出削減へ活発に取り組んでいる。全国的に廃棄物の分別を強化し、2021年には33㌧のリサイクル可能な廃棄物を回収。電子廃棄物の管理会社や、再生プラスチックで遊具や運動場など環境に優しい製品を作る企業ともパートナーを組んでいる。

持続可能な〝健康世界〟を創造

 同社で戦略的サービスのディレクターを務めるディエゴ・モジャン氏は「現在、当社の車両の33.94%は、電気やバイオ燃料などの代替燃料で動いている。また、電動アシスト自転車も約700台導入し、来年にはさらに約1200台が導入される」と意欲満々だ。

 同社が目指しているのは、気候変動による環境危機の解決の一助となること。CO2排出量を削減してエネルギー効率を改善し、全ての人にとって健康的な世界に変革することを理想に掲げている。
 (参考文献:https://www.upu.int/en/News/2023/January/Partnerships-are-key-to-Correo-Argentino%E2%80%99s-Sustainability-Programme)