日本郵政G、2023(令和5)年3月期 中間決算

2022.12.12

 日本郵政グループは11月11日、2023(令和5)年3月期中間決算を発表した。グループ連結の経常収益は5兆4504億円(前中間期比5.2%減)。経常利益は2943億円(同46.2%減)、中間純利益は2059億円(同22.3%減)と減収減益となった(写真は増田社長㊨と浅井常務執行役)。

純利益はゆうちょ運用益の減少に伴い22%減

 昨年好調だったゆうちょ銀行の外債投資信託の運用益が減少したことに伴う資金利益の減少が影響した。通期業績予想(純利益4000億円)に対する進捗率は、51.5%とおおむね順調に推移した。
 日本郵政の増田寬也社長は「金融市場の動向には留意が必要だが、ウィコロナへの移行に伴って国内の景気が徐々に回復することを期待したい」などと述べた。