絆(きずな)育む〝社会の縁側〟の役割を 近畿地方郵便局長会 部会長研修
近畿地方郵便局長会(織田恭平会長/全特理事/竹野)基本問題専門委員会(委員長=久保博史近畿地方会副会長/和泉池上)は9月23日、TKPガーデンシティ大阪リバーサイドホテルで令和7年度部会長研修を開催した。郵政事業の歴史の転換点の今、局長会の原点である部会の重要な使命について、236名の部会長が共有。地域に根差した活動について活発な協議も行い〝団結〟を誓い合った。
織田恭平会長 (写真 左)
日頃から、それぞれの地域で部会活動に力を尽くしていただき、心より感謝申し上げたい。日々の活動の積み重ねが、後々には結果となって表れてくる。人口減少や高齢化が進み、人間関係も希薄化する中、地域の方々に寄り添い、人と人との絆を育む〝社会の縁側〟としての役割を担っていただきたい。
今後、郵便局はますます、地域のつながりの拠点としての役割を担っていく。私たち局長は「自分に厳しく、人に優しく」との思いでリーダーシップを発揮し、社員を守り、地域を支えていきたい。
久保博史副会長 (写真上段 中)
今の「決意」が大事だ。地域の方々とどう関わっていったらよいのか、ぜひしっかりと考えて、行動してほしい。その思いを、部会の会員の皆さんとも共有いただきたい。一人一人が局長として、どのように仕事や地域活動を行っていきたいのかを話し合うことが大事だと思う。地区会とも報告・相談をしながら、素晴らしい部会を築いていただきたい。
西岡久生副会長(和歌山加納 写真上段 右)
我々の原点は「部会」。その部会で一番活躍いただきたいのが部会長の皆さんだ。地域活動についても、それぞれの部会や局によって取り組み方は異なるが、〝どうやったらできるか〟と考え、精いっぱい努力して取り組んでほしい。さまざま悩みは多いと思うが、我々は、まだまだできる。熱い思いを持って部会をより良き方向に導いていただければと思う。
「全国部会長代表者会議」での気付きを発表した部会長は、真壁輝行部会長(大阪市南部地区会住吉部会/住吉長居)、鎌田幸男部会長(河内中部地区会河内部会/東大阪花園)、上津正憲部会長(摂丹地区会川西北部会/川西見野)、熊谷拓也部会長(播磨東地区会高砂部会/高砂今市)。
4人の部会長に共通した思いは「地域のお客さまお一人お一人のニーズを伺い、どれだけ貢献していけるかが大事。部会の会員たちの個性や意見を尊重し、どう成長させていけるかが部会長の役割」などだった。
(左から真壁部会長、鎌田部会長、上津部会長、熊谷部会長)