総務省〝郵便局懇〟福岡県飯塚市で

2025.07.31

 総務省が日本各地を元気にするために全国で継続的に展開している「地域の困りごと解決に向けた郵便局等の懇談会」のフォローアップ会合が6月27日に福岡県飯塚市役所で開催された。藤江美奈副市長、行政相談委員、郵便局長ら今年3月の懇談会で提起された課題の進捗状況を長谷川英晴総務大臣政務官が出席する中で意見を交わし合った。

長谷川政務官「情報共有の道筋を」

 飯塚局の福川智治局長は「市との包括連携協定のフロー図を作成・配布して浸透を図っている。迷子になった高齢者を、配達員がしかるべき方につなぐといった事例を広めたい」と意欲を示し、飯塚横田局の三井良高局長は「市民を守るため、郵便局で連携して特殊詐欺被害の情報を共有している」と報告した。
 長谷川政務官は「情報を取るチャンネルは多いほどよく、ネットワークの協議会は素晴らしい。情報をスムーズに流し、課題を解決する仕組みが機能しなければ特定の機関に負荷がかかる。伺った意見の道筋を考えていきたい」と力を込めた。