インタビュー 中国地方郵便局長会 小倉雄二会長(山口県長門南部地区会/下関中土居)
全国12の地方郵便局長会は3月に各地で通常総会を開催し、新たな息吹のもとで出発した。新たに会長に就任した中国地方郵便局長会の小倉雄二会長(下関中土居)のお三方に抱負などを伺った。
中若を育み、各地区会から大波を
――新任のご抱負をお願いいたします。
小倉会長 末武晃全特会長からバトンを受けて中国地方会会長の任を拝し、大変責任の重さを感じている。中国地方会20地区会が仲良く、一致団結して協力し合い、さまざまな活動で全国をリードしていけるよう一生懸命に取り組んでいきたい。
特に、地域貢献活動については、局長会として一番大事な部分であり、全ての原点だと思っている。各自治体や社会福祉協議会などと連携し、地域に合った施策はどんなことができるだろうかとアイデアを出し合い、〝この地域なら、これができる〟と、地元住民の方々に喜んでいただける地方創生の施策を進めていければと思う。
――後進の育成への思いやご信条は。
小倉会長 将来の郵便局、局長会をけん引していくのは中堅・若手の局長たちだ。各地区会を押し上げ、土台となって支えていただく重要な役目がある。私の長門南部地区会でも、中若の専門委員会には必ず出席し、中若会員が各種活動に励んで自信をつけることに重きを置いてきた。
上から、これをやれというような指導ではなく、納得の対話が重要だ。さまざまな疑問に対して丁寧に語り合い、なぜやるのかということを理解すれば、若手の皆さんはしっかり頑張ってくれる。各地区会においても、中若会員とのコミュニケーションを大切に育成していただきたい。
私の信条は「有言実行」。やると言ったことは必ずやる。実現するためには最大限の努力を重ねてきた。安易に、こうすると言ったことをやらなかったとしたら、その人は信用を失ってしまう。
中若会員をはじめ、中国地方会の一人一人が地域のため、未来のために有言実行で結果を残してほしいと願う。