なつかしの〝かぼちゃ電車〟のフレーム切手

2024.06.20

 信越支社(大曽根和之支社長)は、オリジナルフレーム切手「なつかしのかぼちゃ電車 新潟交通電車線廃線25年」を6月20日から、新潟県新潟市と長岡市内120局で好評販売中。先立つ14日に新潟市の保存電車前で贈呈式が開催された。(写真左から芦田局長、山田統括局長、平田会長、皆川総務課長)

家族や友人との想い出などの記憶も

 中越北部地区連絡会の山田良一統括局長(三条井栗)は「長年、地域の足として欠かせなかったかぼちゃ電車。その存在は日々の生活や通勤・通学だけでなく、家族や友人との想い出などの記憶も多いと思われる。手紙・切手を通じて、さらに懐かしさとふるさと新潟をお届けし、感じていただければ幸い。今回、見本を見た中で大変素晴らしい切手をつくることができたと感じている。改めて皆さま方に感謝申し上げたい」と謝意を表した。
 かぼちゃ電車保存会の平田翼会長は「廃線から25年。皆の足として働いてきた電鉄、皆に愛されてきた電車だが、公共交通機関としての役割は失われた。ただ、皆に愛される教育的な価値、観光として全国から人が集まる新しいかぼちゃ電車としての役割を与えてやりたいと活動してきた。その中で、切手として新たな役割を与えてもらい、電車も私たちもうれしく思っている。切手を通じてより多くの人に知ってもらい、まだまだかぼちゃ電車が多くの人に広まっていってほしい」と念願した。
 芦田裕一分水局長、新潟交通㈱の皆川由貴子総務課長が同席した。