「AIみまもり」飯地町全世帯で

2024.06.26

 東海支社(根岸一行支社長)は4月12日、岐阜県恵那市が実施する「スマートスピーカーの活用による安心安全なくらしづくり事業」を同市飯地町の全世帯を対象に開始した。今後は小学校、こども園などにも設置予定。

柘植外務副大臣、古屋議員ら尽力

 同日の開始式には同事業の導入に尽力してきた柘植芳文外務副大臣、古屋圭司衆議院議員ら多数のら来賓が出席。小坂喬峰市長は「日本郵便との協力により、飯地地区にスマートスピーカーが各世帯に配備された。過疎化が進む小さな町が多いが、デジタルの力で最先端にし、地域の方の安心安全を見守っていきたい。また、ここから全国に広がることを願っている」と強調した。
 根岸支社長は「日々、郵便局員を温かく迎えていただき、感謝申し上げる。ここで終わりではなく、始まり。これから進化していかなければならない。意見、要望をどんどん伝えていっていただきたい」と意欲を示した。
 スマートスピーカーでは文字だけではなく、音声や動画による双方向の情報交換が可能となっている。これにより、高齢者の生活状況の確認や結果の家族への通知、市からのお知らせの発信や災害時の音声告知だけではなく、高齢者の服薬状況等の生活状況の確認が可能となる。