物流課題解決へ、幹線輸送の共同運行試行

2024.04.25

 日本郵便・日本郵便輸送・JPロジスティクスは、セイノーホールディングス・西濃運輸と2月から3月、幹線輸送の共同運行を試行実施した。2024年問題等を受けた人員不足の課題解決を目指すもので、個人向け小荷物の多い日本郵便、企業向け大型が多い西濃運輸の荷物を共通出発拠点でまとめ、遠方の共通拠点まで運んだ後、それぞれが配送先に届ける。

日本郵便グループ×セイノーグループ

 荷物の組み合わせや土日荷物の集約などで、トラック台数軽減などの効果を検証。ヤマト運輸や佐川急便との共創にとどまらず、企業の垣根を越えてオペレーション課題や改善の可能性を探ってきた。