農福連携、郵便局の販路活性化を
2024.02.29
障がいのある方の農業分野での活躍を後押しする「農福連携」で、郵便局の役割に期待が高まっている。「農福連携マルシェ in 関東」が1月30日、東京・KITTEで開かれ、高橋光男農林水産大臣政務官が視察した。高橋氏は、計16の企業や団体を1軒ずつ丁寧に回り、販売している農産物の育て方や人材育成方法などについて、熱心に耳を傾けた。
高橋農林水産大臣政務官がKITTEマルシェに
長野県松川町で農福連携を通じてリンゴ栽培を営むウィズファームの店舗では、会社の成り立ちから郵便局を活用した販売ルートなどについて自ら積極的に質問し、販売しているリンゴも購入した。
高橋氏は、農福連携において販路拡大などの観点から郵便局と連携している複数の出店企業の取り組みを振り返り、「農福連携と郵便局の相性は良好だが、その取り組み内容はあまり知られていない。私が全国の局長に具体例を紹介するなどして、より活性化させていきたい」と力を込めた。