新春インタビュー 髙木淳光 東京地方会副会長
東京地方会(須田孝之会長:全特理事/新大久保駅前)の髙木淳光副会長(東京多摩東地区会/多摩センター)に、なぜ地域貢献が大切なのか、取り組みを伺った。
情熱燃やし、中若育成に全力
――全特の未来に向けて、今取り組むべきことは何でしょうか。
髙木副会長 将来を担う中堅・若手会員の育成が肝だと思う。東京多摩東地区会でも中若の活動が盛んだが、中でも「手紙の書き方教室」の出前授業は2014(平成26)年の開始時に東京で当地区が担当し、以来10年にわたって継続している。
手紙振興や人材育成に役立ち、地域とつながるきっかけにもなる〝ウィンウィン〟の取り組みだ。以前行われていた全特の地域貢献発表大会にも東京代表として出場し、「手紙の書き方教室」の活動について称賛をいただいた。
中若が元気だと、地区全体に活気がみなぎる。東京会一斉清掃活動の前から中若主体に地区会で清掃活動を行っており、今では全国的となったポストのクリスマスラッピングも清掃中に提案され、他地域に先駆けて実施してきた。今後も自発的な活動を尊重し、全力で応援していきたい。
――行政との連携状況はいかがですか。
髙木副会長 当地区内では、三鷹・府中の各市と包括連携協定を締結し、フレーム切手やプレミアム付き商品券などを展開してきた。
三鷹市では「スマートスピーカー実証事業」を約1年前に実施。各市長とのつながりも深く、今後は「空き家対策」や「災害備蓄品の保管」など各自治体のニーズを探りながら、郵便局をどう活用いただけるか検討を進めたい。
――ご自身の信条をお聞かせください。
髙木副会長 地区会長としては11年目となる。当地区で受け継がれている「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える」との言葉が信条だ。初心を忘れることなく、情熱を燃やして新たな一歩を踏み出していきたい。