インタビュー 大野誠司 前橋市副市長

2022.03.03

 マイナンバーカードの申請支援に協力する郵便局は徐々に全国に広がってきたが、最も早く2017(平成29)年にスタートしたのは群馬県前橋市内全46局。大野誠司副市長は「市と市内全局は2013(平成25)年から定期的に連絡会を開催し、私が前回着任した16年には連携協定も締結。今や連携施策は10以上ある。総務省の『郵便局データの活用とプライバシー保護の在り方に関する検討会』の構成員に山本龍市長が選任されたのも、地元局長の皆さんが市と良い関係を積み上げてきた結果と思う」と指摘。市は今、「まえばしID」を軸に、人に寄り添える地域回帰を目指す上で、郵便局とのさらなる連携深化を模索している。