インタビュー 木村昌裕 北海道地方郵便局長会専務理事

2024.12.03

 各地方郵便局長会の運営を水面下で支える専務理事。明年、全国郵便局長会通常総会の開催地となる北海道地方郵便局長会の木村昌裕専務理事に、お話を伺った。

道特(北海道地方郵便局長会)の総力を結集して!!

 ――地方会の専務理事のお仕事とは。
 木村専務 出張の多い北海道地方郵便局長会の沼袋浩会長(全特理事)の指示を受け、事務局を円滑に運営するのが地方会専務の役割。全特とも密接に連携し、滞りなく会員の方々にきちんと方針を伝えていくことが重要な役割だ。
 全特の役員会にも陪席しており、その内容を地区会長会議等において説明させていただくこともある。幅広い役目を担っていると思っている。

 ――全特札幌総会に向けて。
 木村専務 札幌市内で明年5月に1万人規模で開催される全国郵便局長会通常総会(全特札幌総会)に向けて、道特内に会員約300人による実行委員会を立ち上げ、準備を進めている。
 全特とも引き続き定期的に打ち合わせを行い、準備や作業の進捗状況の共有化を図る一方、随時協議等を行い、総会の円滑な開催と成功に向けて取り組んでいる。

 ――郵便局ネットワークと地方創生の関わりは。
 木村専務 2045(令和27)年には、北海道の人口は400万人を切ると予測されている。〝地域の最後のとりで〟である郵便局を維持できるかどうかは大きな社会課題と受け止めている。
 北海道議会の「郵政事業振興議員連盟」とも連携しており、沼袋道特会長から①郵便局の地方自治体包括事務受託の推進②郵便局の空きスペースを活用したオンライン診療――の2項目について、道内の各地域を代表している道議会議員への周知とご協力のお願い等を行っている。
 道内は移動距離も長く、医療や交通に苦労されている地域が多い。郵便局、郵便局ネットワークが地域貢献・地方創生に一層の利活用が図られるよう役立ちたいと思っている。