インタビュー 伊藤祥紀 関東地方会副会長(茨城県南部地区会会長/佐貫駅前)
関東地方会(黒岩伸一会長/草津)の伊藤祥紀副会長(茨城県南部地区会/佐貫駅前)は、地域に役立つ郵便局になる法改正と地方公共団体等との共創の実現をと強調する。
「一意専心」一丸で前進しよう
――関東地方会は副会長職が2人から3人体制となりました。ご担当の専門委員会は。
伊藤副会長 黒岩関東地方会会長の思いを受け、総合政策を主に担当させていただいている。地方会役員の方々と各地区会に足を運び、役員局長や中堅・若手の現場の声を聞きながら、末武晃全特会長が言われている「風通しの良い組織」を強固に築いていきたい。
――関東地方会の強みとは何でしょうか。
伊藤副会長 二つの支社を抱える〝大関東〟は、7県全35地区会が各自治体や地元企業等と連携し、地域貢献活動に奮闘している。
私の茨城県南部地区会内の土浦市は「日本三大花火」で有名だが、コロナ禍当時、若手会員の発案で花火の飾り付けコンテストを土浦市内全局内で実施し、お客さまから大好評。市長も各局を回って大変喜ばれた。
筑波山の清掃活動にも取り組んだほか、DXの先端都市つくば市とも連携施策を検討中だ。各市町村と協力して地域を支えることは、郵便局の大きな使命といえる。
――今後の郵政事業への思いを。
伊藤副会長 先日、若手社員たちと話す機会があった。営業を一生懸命に頑張ってくれ、「毎日が楽しいです。充実しています」と笑顔で語ってくれた。涙が出るほどうれしかった。後継の中若局長や社員たちに、郵便局をより良い形で残していきたいと強く願う。
局長は、ともすると孤独になりがちだが、部会、地区会、地方会、そして全国津々浦々に同じ思いに立つ局長会の仲間がいる。これだけ強いネットワークは全特以外に絶対にない。
事に当たっては「一意専心」で、黒岩会長のもと、関東会が一丸となり、皆が熱い思いで前進していきたい。