各自治体との協定締結、勢い加速 東京23区初!足立区と包括協定

2023.04.12

 首都東京の未来へ、郵便局が地域と一体で歩みを進めている。3月1日には、東京支社(木下範子支社長)が23区初となる足立区との包括連携協定を締結した。締結式で、近藤やよい区長は「マイナンバーカード申請支援等に感謝」と謝意を表し、東京都東北部地区連絡会の太田定良統括局長(六月町)と足立局の芳之内晃樹局長は意気込みを語った。(写真上)

〝まちのパートナー〟郵便局に期待

 包括連携協定の都内第1号の昭島市とは2月20日、「地域における協力に関する協定」で連携を強化。臼井伸介市長は「郵便局の協力はありがたい」と述べ、昭島局の石橋加奈子局長は「さらに地域貢献を」と意欲を示した。


 北陸支社(加納聡支社長)は2月3日に福井県おおい町、9日に敦賀市と協定を結び、福井県南部地区連絡会の宇野憲二統括局長(三方)らが出席した。


 東海支社(中井克紀支社長)は1月25日、三重県度会町と締結。中村忠彦町長は「郵便局はパートナー」と期待を寄せ、南伊勢地区連絡会の橋本真人統括局長(伊勢朝熊)は「より一層貢献を」と誓った。

 近畿支社(小方憲治支社長)は2月7日、兵庫県神河町と締結。山名宗悟町長は「みまもりなどに期待」と述べ、播磨北部地区連絡会の長澤秀人統括局長(塩崎八千種)は「地域活性化を」と語った。

 九州支社(豊田康光支社長)は2月14日、福岡県宮若市・鞍手町・小竹町と広域で締結。筑前東部地区連絡会の室井優統括局長(下山田)は「一体で地域振興を」と強調した。

 沖縄支社(久田雅嗣支社長)は2月1日に南大東村、2日に北大東村、14日に宜野湾市と相次いで締結。宜野湾市の和田敬悟副市長は「有益で継続性のある連携を」と望んだ。